星の数ほど

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語彙力がないオタクの備忘録

TENTH 第一部 感想






Remember:2018/01/25 Soiree









【TENTH 第一部】
この森で、天使はバスを降りた







キャストが前の方に来たら顔がわりと見えるような感じでした
ステージの後ろの方だとちょっと表情分かりづらかったかな
この劇場のサイズ感大好きです

キャストごとに感想書きます
場面ごとの感想も少しずつ




坂本真綾さん=パーシー
鈴村さんの奥さんだ!という情報しか持ってませんでした
声優さんだから歌上手いのはなんとなく分かるけど、演技はどんなんだろうと思ってた
最初はつっけんどんな感じもあったけど、交流を深めることによってだんだん柔らかくなっていくのがすごく好きだった
笑顔もどんどん増えていって、あぁ素敵だなぁと思いました
歌......やっぱり上手い
ひとつひとつの言葉がはっきりしてて聞き取りやすかったです
森で紅葉を見て歌っていたところがすごく美しかった



剣幸さん=ハンナ
パンフ見た瞬間に「見たことある!!!!」ってなりました
すごい、パンフ見るまで全く知らない人だと思ってた
違和感が本当になかった
苦しい悲しい演技の、声を搾り出す感じがたまらなかった
エネルギーの出し方が本当に役に沿ってるって感じだった
パンをくるんでランタンを持って階段を上がるその背中、雰囲気、忘れられないと思う



土居裕子さん=シェルビー
この人すごい
勇気が出せないおどおどした感じ、所在なさげに体の周りをうろつく手
もう出て数秒でどういうキャラクターなのかが分かる
自信がないキャラだからなのか、手の演技が際立っているように感じた
服を握っていることが多かった気がする
パーシーと二人で歌っている時の調和の取れ方も素晴らしかった
高圧的な旦那に押さえつけられていたけれど、
彼女と出会うことで少しずつ解放されていった
お手紙がたくさん来て、アメリカの州名を読み上げながら、嬉しそうに楽しそうに踊っていたのがすごく印象に残ってる



平方元基さん=ジョー
まずスタイルいいな......足長いな......と思いました
あの保安官ルックを着こなしているのはさすが俳優さん
端正な顔立ち、通る声、よきです
この人が一番、私が想像してたアメリカ人って感じだったな
それぞれの仲を取り持つ感じが良かったです
彼の歌ってたものだと、寒い寒い冬だ!雪かきカンカン!みたいな曲が大好きです
(キャストが道具使ってリズム取るのが好きすぎる)
なんか、これぞミュージカル!って思った



坂元健児さん=ケイレブ
ヘイトの溜まりやすそうなキャラクターを演じきってましたね
うわーーー古い考え方する人ってどこの世界にもいるんだな、と思ってみてました
イーライへの嫉妬心を隠し持ちながら、かつての彼のように、町のヒーローになりたいと願い孤軍奮闘する
男はこうでなくてはならない、という性の役割に縛りつけられた人だった
誇張されたキャラではなく、あくまで等身大という雰囲気があって、そこがすごくよかったです
そして彼もまたべらぼうに歌が上手い……
舞台俳優さんすごいなぁ



田中利花さん=エフィ
いやー、いいキャラですね!いい味出してる
こういう人ほんとに大好き、物語には欠かせないよね
見た目的にもゴスペルに近いのかな、きっと素晴らしい歌声なんだろうなと期待値上がりまくってたんですけど、想像をはるかに超えてました
一番自分の感情が表に出やすいキャラだったから、作品の中の『緩』を任せるにはぴったりだったと思う
ハンナとの関係性もすごく好きだった



Spiさん=ジョニー・B=イーライ
いや......ありがとうございました
なかなか出てこないなーって思ったけど、まさか喋らず歌わずのキーパーソンだとは思ってなかった
しかも何気にこのキャストの中で一番背高いじゃん!とニヤニヤしてしまった
ただそこにいるだけ、走り去るだけ、隣に立つだけ
動きだけなのも立派な演技、勉強になります
どうしても演技=台詞ついたり身振り手振りってイメージだったから、そこが覆されたのがよかったです
もじゃもじゃのホームレスっぽさから、いきなり頭髪も髭もすっきりして出てきたのはびっくりしたけど笑
きっと完全版ならそこもちゃんと描かれてるのでしょう
#この森で、天使はバスを降りた再演希望!







めっっっっっっちゃ歌上手いよね、みなさん!!!!!!!
いや当たり前なのかもしれないけど
え、当たり前なの????この上手さが当たり前????ミュージカルすごい
ひとりの声でも音に包まれる感じがあったし、それがコーラスになるともう......
迫力とかでは言い表せない、舞台から光と色が溢れ出してるような感じ
舞台と客席の間には見えない薄い膜が張ってると思ってるんですけど、それを突き破って世界が広がるような感覚がありました
とにかく凄かったんだよ、伝わってほしい



ストーリーもめっちゃよかった
素朴で穏やかだけどいい話だけでは終わらない、みたいな
色々過去があって、そこを乗り越えて生きていく
固定された価値観も壊していかないといけない
めちゃくちゃ重厚って感じではなく、ほどよい重さだなぁと思いました

凪いだ日常だからこそ、ふと波が立つとものすごく大きなものに感じる
衝撃的な過去、辛いものと正面から向き合って、それを昇華させるための物語
優しい音楽とともに、伝えたい言葉とともに、ゆっくりと紡がれていくお話でした
はーーー脚本が欲しい、シナリオブックください



森のライティングがめっちゃ綺麗で、光によって春だったり秋だったり素晴らしかった
細かい内装はレストランでしたね
途中でテーブルクロスが華やかなものに変えられるのすごくよかった
あとオーケストラピットがセットに隠れるようにあって、ちょっとびっくりした
いいなって思ったよね



歌の入り方もなんか自然だなって感じ
(これは刀ミュと比べちゃいけない)
ナンバーも多かったし、やっぱり上手すぎるんだよなぁ
真綾さん上手すぎる
いやみなさん上手いんだけど
選りすぐられたキャストって感じだった
少数精鋭ですね
これ以上人増えてたら多分整理つかなかった
正直これでも名前覚えきれなかったし
歌詞が入り乱れるところは聞き取りづらさが爆発してしまった
みなさん上手いなぁ
それしか感想出てこない




これダイジェスト版なんですよね
本当はもっと長いのか
フルで見てみたかった
野生の鳥ってところとか、なんか唐突なセリフな気がしたから、フルだと印象も変わったかもしれない
話のつながり自体に不自然さはなかったから見やすかったよね



セリフないところでちょこまか動くのもあるから目が足りなかったな
これ映像になったりしないかな
しないかなー......
(映画があるらしいけど結末は違うとか? どっかで聞いた)
ミュージカル=華やかでドラマチックで過激、って思ってたけど、この作品は細やかで密に描かれていて、すごくいいなと思いました
こういう考えさせられるストーリー大好きなので、ほんとうに見れてよかった
改めて思ったけど、初の生ミュージカルなんだよな
刀ミュBD擦り切れるほど見たから初めてって感じがあまりしなかった
このサイズ感の劇場で、この舞台が見れて本当によかった





まだまだ舞台にハマりたてで、舞台作品とは、ミュージカルとは、って核になるものを自分の中で持てていない
もっともっと色んな作品を見たい
舞台の世界は広すぎて、知らないことが多すぎて、とても魅力的だと思う
知的好奇心がうずく! もっと知りたい



推しがいるとかいないとか、そういうのにかかわらず、良作と呼ばれるものはどんどん見に行きたいなと思いました