星の数ほど

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語彙力がないオタクの備忘録

亜愛一郎の転倒







読み終わってふとタイトル見直したら
あぁ、よく転んでた~!ってなりました








では、ほんとに簡単に1話ずつ感想を








藁の猫
亜の観察眼の細さがさすがだなと思った
完璧なものにしたくないという恐怖
そのこだわり方が画家っぽいなぁと思いました


砂蛾家の消失
気づいたら坂をゴロゴロ転がって
別の場所を見てたのでは......という
私の妄想は外れましたね←
都市トムに影響されすぎてしまった
薬盛られてずーーっと寝てたとはねぇ......


珠洲子の装い
なんかこの話が一番時代を感じたなぁ
この、セクハラ紛いの司会者にね......
壁に引っ付いて貝うんぬん言ってる
亜さんには笑わせてもらいました


意外な遺骸
グロいんだわ......
童歌になぞらえる必要性に着目してたのが
なかなか新鮮だった
カモフラージュね......


ねじれた帽子
ほんとに細かいところにヒントが隠されてて
それが思いもよらぬ大きな事件に繋がってるの
シンプルでド定番だけどいいよね


争う四巨頭
結局はほのぼのしたことになっててよかったです
亜さんが迷走してるの面白かった笑
ここで奇術がすらすら出てくるのは
泡坂妻夫って感じだったな
コミカルな感じもすごく好き


三郎町路上
気味悪いなぁと思ってたけど
蓋を開けてみればそんなことなかった
タクシーってある意味密室だもんね
しかも狭いし


病人に刃物
レントゲンって出た時に
なんとなく想像できた
これはわりと簡単だったかも







着眼点が他の作品と違うというか
「何を隠しているでしょう?」みたいな雰囲気が
各小話にあったなと思いました
久しぶりの亜愛一郎だったけど
昔読んだ時より場面が鮮明に見えた
亜の服装とかね
美男子が強調されてるぶん
どこかトロかったりふわふわしてるのが可愛いかった
この小説全体の雰囲気は
今の作家だったら誰にも書けないんじゃないかな
硬すぎず柔らかすぎず
でも息抜きにはもってこいの推理小説、みたいな
楽しませてもらいました





どの話も動機の部分がなかなか深かった
結末に小さな驚きが毎回あって
最小限の伏線で物語が解決できるのも
面白かったなぁ
あと言葉遊び!
聞き間違いとか人の名前とか
そういうのがこまめに入ってるの
すごい面白かった
今の時代によくある
トリックに趣向を凝らす感じではないけど
細かい言葉を拾っていく面白さがあるなと思いました
それと三角形の顔の老婦人ね笑







深夜の30分くらいのドラマが良さそう
ちゃんと描写されてるような格好してね
坂口健太郎とかいいんじゃないでしょうか
白目むくの大変そう......笑
いつの時代も探偵役は変人ばかりだなぁ......








2018/03/22~03/26