星の数ほど

星の数ほど

語彙力がないオタクの備忘録

奇譚ルーム








さっすがはやみね先生......









都市トムのおまけ、みたいな感じで宣伝コピーにやられて(笑)買ったけど、面白かった......。1時間くらいで軽く読めたのがよかった。




なんとなく想像できてた部分もあったけど、多重構造になってるとは思ってなかった......。トリック解説からの設定の公開もお見事。江戸川乱歩アガサ・クリスティを足して二で割った感じでしょうか。クローズドサークル物って言っていいのかな。やっぱりいいですよね。閉鎖感がある感じ。
正直、横書きの時点で「うわケータイ小説......」と思って期待値も下がってしまってたけど、SNSを利用してるということで書き方も納得できたのがよかった。




全員が"ぼく"の想像上の人物で、奇譚ルームという小説を書いてるというのが私の想像だったんですけど、外れちゃったな......。ルームっていうのも"ぼく"が作り出した架空のSNSかなと思ってた......。精神障害のほうがより赤い夢感があってよかったなと思います。パソコンとかタブレットが一つずつ壊れていったら面白いのになとも思ったけど、それはちょっとヒント与えすぎかな笑。はやみねかおる名義の作品では人は死なない、というのを読み終わってから思い出した。




いや見事に騙されたというか、大どんでん返しだった。このどんでん返しはとてもよかった。ルームに二人目(?)のキリンが現れた時は本当にびっくりした。これこそはやみね作品って感じがする!




それぞれの人格が披露した奇譚も、ちゃんとキャラにあってるようなものになってて面白かった。読んでて背筋がゾクゾクしました。特に人形遣いの話。やたらと"ぼく"は静かだなぁと思ってた。この"ぼく"=読者っぽくしてるのもいいですよね。




それはそうと、あとがきの先生可愛すぎませんか?顔文字たくさん使っていいよって言われて、嬉しくなってほんとにたくさん使ってるのが可愛すぎる。チベットスナギツネ~~~!と萌えてしまった笑。





これだからはやみね作品やめられないんですよ......。新刊出たら児童書コーナーうろつくの、まだまだ続きそう......笑。




都市トムとクイーンを積んでるので読まないと......。




2018/05/01.