星の数ほど

星の数ほど

語彙力がないオタクの備忘録

ハケンアニメ!

 

 

 

 

 

  

 

面白かった......

すべてのアニメファン、オタクは読むべきだと思う

 

 

 

 

 

 

 

王子と猛獣使い

天才って、やっぱりすごいよね

物語を、ゼロから作り出す苦労とか苦悩って、その人にしか分からない

机にかじりついてないとアイデアは出てこない

周りに逃げ出したって思われることもあるし

こういう人ってやっぱり勘違いされやすいのかなと思った

気分屋で猫みたいな側面があるかと思えば、きちんと芯が通った考えをしてるし

それでいて作り出すものは革新的、かっこいいんだよな……

女子アナとのトークもなんか妙にリアリティ溢れてて、あぁ実際にこんなことありそう、と思った

王子のキレッキレトーク、痺れた

覇権アニメ、それを嫌な言葉だと言いながら、

周りに刺激を受けて、貪欲に自分の表現したいものを追い求める

人生をかけてるような一生懸命さを表立って見せないのが王子千春、なんて男……

そしてチヨダ・コーキぃいいいい!!!ありがとう出てくれて!!!!!

さらっと環のこと言ってくれたのも嬉しかったし、コーキくん本当に相変わらず......笑

黒田さんも黒田さんだし……なんか安心してしまった

仕事を通して、有科さんと王子の絆が深まっていく感じが見られてとてもよかったです

かっこいい女性だよね、有科さん

よく扱えるわ王子のこと......さすが猛獣使い

 

 

 

 

女王様と風見鶏

斎藤瞳、彼女もまたアニメに魅了された一人で、どうしようもなく囚われてしまった人

たったひとつの作品に出会うだけで「それまで」と「これから」が変わってしまうの、

とてもよく分かる

ほんとうにオタクになる前何してたんだろうなって思うし、

こんな素晴らしい世界を今まで知らなかったのか、もったいない!ってずっと思ってる

女性声優とのいざこざ、女同士の空気感がめっちゃ出てて、いい意味で「うわぁ……」ってなった

そうだよね、そういう女いるよね……そこにイライラして突っかかっていっちゃうのも分かるわ……

行城さんも黒田さんタイプだなと思う一方で、まだ行城さんのほうが人間味あるかな…...なんて思ったりした

私は『サバク』の方が見たいかなと思った

設定がすごく面白いし、実際にアニメとして動いて音が乗るところが見てみたい

 

 

 

 

軍隊アリと公務員

一番好きな話、大好き

並澤和奈が、本当にそのまま私みたいだった

共感というか共鳴というか

あまりにも私のことだ、この人は私だと思いすぎて、本当に泣きそうになった

感動しすぎてしまった

家で読んでたら確実に泣いてた......

オタクだと後ろ指さされてきて、どうしても暗い性格で、うじうじしてて、ますます殻に閉じこもって

女らしさを捨てて、異性と付き合うとか、遊びまわるとか、そういう「普通の子がやってること」を

意図的に避けるように、道の端っこ歩いたりするような人生送ってきてる

まんま私じゃんって思って、読んでて辛いところもあった

彼女が心のうちに抱えている思い、どんな人が苦手なのか、自分はどんな人間なのか

それがすべて当てはまって、考えがダイレクトに伝わってきて、

三人称で書かれているはずなのに、気がついたら彼女の目線に立っていた

居酒屋で宗森さんと飲んで、長いモノローグがあるところ

リア充の意味について、話す場面

そこに全部、私の考えていることや言いたいことが詰まっていて、一番グッときた

あぁ、私もそう考えてる……リア充めって毒づきながら、実際はすごく羨ましい……

本当ならここでボロボロ泣きたかった......思い出していま泣きそう

並澤さんは、宗森さんと出会って、硬くなっていた心が解かれていったんだなと思った

浴衣着て、可愛いって言ってもらえて、頭もなでてもらえて、よかったね

すごくキュンキュンした......!!

 

 

 

 

この世はサーカス

三組の後日談、しっかり関係性ができあがっててとても好きです

お祭りでのトークは、一番最初の、王子と女子アナのトークと対照的に作られてるのが好きだなと思った

リデルとサバク、それぞれのラスト

しっかりと、自分のメッセージを作品に込めて贈りだしたから、周りからなんと言われようとも揺らがない

やりきった人、やりきれる人は本当に強いよな……ひたすらに格好いい

それぞれがまた新しい仕事を始めて、バラバラになってしまうけど、それでもまたどこかで一緒に組めるはず

違う組み合わせでの話も見てみたいなーと思ったりしました

そしてこれがV.T.Rにつながっていくのね……買って読まないと

 

 

 

 

執事とかぐや姫

美人すぎるがゆえにちょっと損してそうな姫、とにかくフィギュアバカな執事

ちょっと優しくしたらすぐに勘違いされちゃうからツンツンしてるのかなって感じがした

まぁ逢里さんも有科さんみたいに鈍感そうだからね……ちょうどよさそう笑

紅羽ちゃんの子守してるところがこっそり好きだったりします

アニメとかだとBGMだけでセリフなしで日常、って雰囲気で流れてそうなところね

鈍感っていうかフィギュア以外のことは深く考えてないな!?って感じ

そうか、これがフィギュアバカなのか……

ここもいいコンビ関係を築いていて素敵です

 

 

 

 

 

読書で心が熱くなる、という経験

本当に久しぶりだった

他のことをしていても、ずっとずっと読みたい衝動が止まらなかった

 

プロデューサー、監督、アニメーター

それぞれの仕事が描かれていて、いろんな立場から現場を覗けた気分だった

好きなことを仕事にできるのは幸運だと思うし、

どれだけ辛くても前を向けるその強さは格好よすぎて痺れる

それぞれのこだわりも、作品づくりにかける思いも、全部「好き」が原動力になっていた

スロウハイツでもそうだった

もうどうしようもない、やめたくてもやめられない

みんなキラキラしていて、そうやって夢中になれる人は本当に格好いい

 

それにしても、門外漢の人がここまで書けるのほんとすごいよ

オタク自称してる私も知らないことたくさんあったし

めちゃくちゃ詳しく書いてあるから、辻村深月は元からオタクなのかと思った

彼女は取材の鬼なのか!?

描写の精緻さはいつもどおりだけど、それ以上に想像させるテクニックがすごいし

キャラって軽く言いたくないくらい、人物がみんな魅力的

それでいてこの業界知識の豊富さでしょ……とんでもないな

 

 

 

 

とっっっっっっっっっっても面白かったです!!!!!

辻村深月の、仕事に人生をかけている人の描き方、大好きです

これからも読み続けます

 

 

 

 

 

2018/05/11~05/14