星の数ほど

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語彙力がないオタクの備忘録

舞台SAMAEL 0610感想

 

 

Remember:2018/06/10   Matinee

 

 

 

 

 

 

舞台サマエルの感想です

ネタバレ&主観しかないです!

思ったことそのまま書いてるのでめちゃくちゃ

初回なのでちゃんと見れてないところがたくさんあると思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頭が痛い

熱量がすごい

私はこの感情を表す言葉を持ってない

 

 

 

 

悪魔の証明だった

彼が気づいているのかいないのか

それは彼自身にしか分からない

彼の言葉がすべてになってしまう

気づいた時に一番の衝撃を受けた

雷が落ちたみたいだった

何かが見えた気がしたけど、今はまた見えなくなってしまった

 

 

 

 

彼は純粋すぎる少年のようだった

世界を救う成分を見つけ、相棒と喜びを爆発させて

これで世界は変わると、猫背で早口で顔を紅潮させて熱弁を振るうその姿は、研究者のものだった

感情の昂りと熱がそのままダイレクトに伝わってきて、体が熱くなった

この瞬間のために全てを捧げてきた男達の姿だった

ぶーーーんぶーーーん、とか

顔を合わせてきしし、っていたずらっ子のように笑うところとか

研究者のオキソは本当に子供っぽかった

それが今後の姿と対照的で、とても印象に残ってる

 

 

 

 

 

正直、オキソは毒性に気づいてた、と考えてた

でも、普通の爆薬ではなく、メサイアの爆薬を使った理由を考えたら、逆になった

彼は文字通り「救世主」に仲間を救ってほしかったのでは......??

ただ彼はメサイアに希望を託し、仲間を集めて広めて、サマエルを創り、幸福の最大化という思想を掲げた

 

「俺たちは、未来永劫、世界の全てを手に入れられるかもしれない」

 

夢遊病者みたいな足取りで、うわごとのように話しかける彼は、その透明な液体の向こう側に、何を見ていたのだろう

 

 

 

 

彼の言うとおり、皆と同じタイミングで気づいたのならば、

地下に入ってからの彼は嘘をつくのをやめたのかもしれない

実際にデータを改ざんせずに提出したからニュースにもなったんだろう

色んな人に話を聞いていたのは、ここでみんなと別れることも計画していたからなのかな

 

 

 

 

やっとすべてを歌えたのは、独りになった時だった

どことも知れない場所で、思いを声に載せ、詞に載せ

いつもはポツポツとつぶやくように紡いでいたものが

開かれ、解放され、感情がのり

レクイエムであるかのように

ゴスペルのように力強く、儚く、悲しく

そして真っ暗な場所で、ただ1人になったその時

 

メサイアが孤独から救ってくれた」

 

……正直、どこがだろうと思った

孤独な悪魔だと歌ったのに、どうしてそんな言葉が出てくるんだろう

彼は何を考えているんだろう

言葉の端々からもそれは見えてこなかった

人物像がうまく見えない

 

 

彼が基準値に抑えましょうと言った時、狂人だと思った

何考えてるのか本気で分からなくなったし、怖くなった

みんなが混乱して言い合ってるのをよそに、報告書を食い入るように読んでいた

オキソ、臨床実験とかはちゃんとやらなかったんだろうか

蓄積したら毒になるって、動物使って実験とかしてみたら分かりそうなことだと思うけど......

可能性は感じていたんだろうか

毒にもなるということを

そうでないと、歌の意味がますます分からなくなる

 

 

 

仲間といるけどどこか高みの見物というか、輪に混ざることなく一歩引いたところにいるのがオキソだった。ほんとにspiさんはそういう役よくやりますよね。好き。

心の底から笑ってない感じもちょくちょくあったし、パフォーマンスしてるというか、仲間に対してもどこか演技してるみたいな雰囲気があって、心を開いてない感じ?

目を閉じて話を聞いてる場面がたくさんあって、笑っていたり何も変わらなかったりしていた

「これは持論ですが」って話し始めた時、なんか腑に落ちたというか、彼ならこういうだろうという瞬間の予測が当たって少し嬉しかった

理性的、理知的で、自分を抑えることのできる人

 

 

 

でもあの地下で、もう1回、研究者のオキソが戻ってきたと思う瞬間があった

ローレンシウムと向かい合って話してた時

プロパガンダって言ってた時だったと思う

まっすぐ目を見つめて、早口で、

それを見た瞬間、あぁ、あの時のオキソだと思った

ちょっと嬉しかった

 

 

 

 

 

 

ローレンシウムは、オキソを断罪することを許さなかった

確かな友情を持っていた

「俺はお前を見捨てない」

その言葉どおり、少しでもオキソに刃が向くとすぐに反撃していた

人間味・感情を全面に出すローレンシウムと、どこか仮面を被ったようなオキソの対比も面白いなと思った

 

 

 

 

 

 

 

ガンマ、ウラン、トリアゾール、アルキン

彼らは皆、職業人だった

情熱を注ぎ、人生をかけている

研究者......かつてのオキソと何も変わらない

 

 

ガンマとウランは特にそうだった

彼らはあまりにも純粋すぎるのだ

何もかもを仕事に捧げている

ふと口を開けばその言葉だ

たとえどんな状況下にあったとしても頭から離れない

まるで取り憑かれているかのように

 

 

 

 

ウランは良くも悪くも子供っぽかった

ひたすらに純粋だった

目の前で起きてる出来事ひとつひとつに目をキラキラさせて

なにか新しいおもちゃでも見つけたみたいに笑って場面を見つめてた

ガンマにも似たようなところあったな

めっちゃ興味ある、あわよくば作品に生かしたい、みたいな熱があった

トリアゾールもそうだなぁ......

そういう一面が垣間見えるたび、(特に刑務所では)いい違和感になっていたと思う

ウランはなんとなくマリリン・モンローを意識してるのかなと思った

 

 

 

仲間がたくさんいるのにどうして寂しそうなの?

ウランのその言葉に、唯一、今までで一番大きな声を出したのがオキソだった

彼の感情がこもっていると思った

 

上に立つ者の孤独というのはあるんだと思う

利用しようと厭らしい目を向けられたり、敵意を剥き出しにされたり、嫉妬や羨望のまなざしで見られたりする

 

 

 

 

なんで泣いてたの?

ゆっくりと影のように歩き、座り、顔を歪めて辛そうにして、涙を流していた

正直その辺の会話聞いてなかったから

囚われたようにその表情しか見てなかったから

とてもとても疑問に思う

だって目の前にゆっくりと歩いてくるんだよ

存在すら殺すようにして、ひたひたと

音も立てずに座って、顔を真っ赤にして

それまで見たこともないような辛い顔をして、俯いて、泣くの

釘付けになってしまった

そしてその泣き顔はウランにだけ見せるんだね

 

 

 

黙祷のシーンはなんだか唐突だと思った

やはりオキソが黙祷することはなく、みんなを満足そうに見渡していた

ちょっと泣きそうな顔をしていたように見えたのは気のせいだろうか

その後のセリフも別れの言葉.....と思って悲しくなった

 

 

 

オキソにとっての幸福は、どこにあったのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

痺れた

エネルギーがすごかった

見終わったあとの体力の消耗が凄まじい

熱に浮かされた気持ちでずっと見ていた

夢を見ているみたいだった

喉が勝手につばを飲み込み

呼吸してるかどうかも考えてなかった

その世界の背景ははっきりと見えないのに、生きている人々に血が通い、人間くさかった

いろんな瞬間に鳥肌が立って、心が震えて、泣きたかったのに泣けなかった

2部で悲しい場面でもないのに涙が出てきて、ちょっとやばかった

泣いたら見えないだろって必死にこらえてた

 

 

 

 

幕切れのあと、終わってしまったのが信じられなくて、拍手が重くなってしまった

何でこんなに手が動かないんだろうと思った

 

 

 

感覚が戻ってきて、2回目のカテコの時、セシウムと目が合って笑ってくれてあーーーーーー!!!!!!惚れます!!!!!!ありがとうございました!!!!あなたのひたむきさと実直さが大好きです!!!とても真面目!!すき!!!

となりました

最前、最高.......

 

 

 

正直、見終わって帰ってる途中、ここで死んでもいいと思った

この先の人生がほんとにどうでもよくなったし、この気持ちを抱えたまま逝けたらどれだけ幸せだろうと思った

……まぁちゃんと帰ってきたんですけどね

あの感覚はなんだったのか、よく分からない

 

 

 

 

 

でもこの、初回の観劇で得られる感覚がたまらなく好きだ

恐怖心もあるけど、それを上回る嬉しさがこみ上げてくる

驚かされ、涙しそうになり、開けていく世界のすべてが新しい

感情の全てを揺さぶられて、まるでこのために生きているような錯覚にとらわれる

見終わって呆然とし、ふわふわした気持ちのまま街を歩き、そこが現実だとはとても信じられなくて、みんな何してるんだろうと思い、頭の中は空っぽで、感想はとりあえず何も出てこなかった

ちょっとずつ吐き出せば体は軽くなり、頭も整理されてきて、どんどん湧き出してくる、溢れて止まらなくなる

いろんな人の感想が聞きたい、語りたい

どれだけ素晴らしい作品なのか

共有したい思いに駆られる

 

 

 

 

それにしても最前列なめてた......。

覚悟が足りてなかった

こんなに目の前に来るの

そこで激しい言い合いをしたり、喜んだりするの

表情が見えるなんてものじゃない

目の前で泣くんだよ?指先や足先の動きまで全部見える

近すぎて端っこが見えなかったり死角はあったけど

ここに観客は私しかいないような錯覚に陥った

 

 

 

 

 

余韻と呼ぶにはあまりにも波が大きすぎて

まだあの世界に体も心も残っている感覚だ

これはしばらく何も出来ない......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初回感想、こんな感じです

ほんとにまとまらなかった......

あと2回見れるのでまた書きます!