星の数ほど

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語彙力がないオタクの備忘録

舞台SAMAEL 0617感想

 

 

Remember:2018/06/17

 

 

 

 

 

 

 

 

舞台サマエル 千秋楽感想です

 

 

席は後ろから数列目、今までで一番全体を見渡せていい感じでした!

サマエル3回目にしていろいろなことが腑に落ちたなぁ

と思ったので、いろいろ書いていきたいです

 

 

 

 

 

 

 

今回のトピックスは~!?

 

 

・キャラごとの感想

・オキソについて 正義 幸福 選択 人物像

・物語全体の感想 バックとかいろいろ

 

 

 

内容は......そんなにないと思う……

どれだけ考えても分からないことは

素直に「分からない!」って言ってるので

結論とかなくてめちゃくちゃかもしれないです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【キャラごと】

トリアゾール

小説家、女性年長者、包容力、優しい強さ

声の響き方がとても好きです

後半ずっと泣いててもらい泣きしそうになった

あんな人なかなかいないよな

どうやって生きてきたらあれだけ理想の女性になれるんだろう

器も大きく懐も深く、創作へ真摯に向き合ってて、自分にも正直で

選択の責任が自分にあると真っ先に言ったのがトリアゾールさんだった

人間としてもう出来上がってて本当に格好いい

今までの人生を感じさせるのはトリアゾールさんだけだったなぁ

 

 

アルキン

大地の労働者リーダー、仲間を思う気持ち

元気で明るくて、夢や使命感を持ってて、現状に対する課題意識もある

能ある鷹は、というけど

もし大地の労働者達があんなことになってなかったら、結構冷静に状況を分析したりとか、できてたんじゃないかなと思う

今回被害にあった中で、一般の人に一番近そうな意見の持ち主だったかな

(あの状況で選択うんぬんって言われてもねぇ…...と思いました)

トリアゾールさんとのコンビも好きだったし、セシウムさんとの場面も好きでした

 

 

セシウム

研究者、仕事へひたむきに取り組む、自己責任感

これはほんとに戯言ですけど、オキソとセシウムが両片思いにみえる......

憧れとか敬意が混ざった恋愛感情みたいなところあるよね

オキソが彼女のことよく庇ってたからってだけなんですけど......

あなたは何も悪くないって、唯一セシウムにだけ言うんだよ......

これから何が起こるか分からないから休みなさいって......

この二人には何があったんだろう......とずっと考えてるけど答えは出ません

 

 

カルボン

投資家、資産を惜しみなく注ぐ

オキソとのヒリつくようなやり取り、めちゃくちゃ印象に残ってる

資産を留めておくのは悪、みたいなこと言ってたけど

その考えの源が知りたいなぁと思いました

ボランティア精神みたいなものもあるのかな

何となく、オキソと根っこは似てるけど考え方は正反対、みたいな感じかなと思った

同族嫌悪......みたいな......?

メサイアの毒性が判明した場面の頭の回転の速さ、発言の雰囲気がオキソと対照的で

オキソは黙ってるけどカルボンは喋ってて、どんどん話を進めようとしてる感じが

彼の特徴なのかなと思いました

 

 

ベンゼン

社長、資産を独り占めしたい、貪欲

絵に描いたような野心家!って感じで、見てて面白かった~

刑務所で、足の指をずーーっと動かしてて芝居が細かかった......

千秋楽のベンゼン社長、ボロッボロに泣いてて

あんなに家族を思って身を粉にして働いて

確かに独り占めかもしれないけど

今まで積み上げてきたものが崩れた、壮絶な悲しみが爆発してた

カルボンとは資本に対する考えやスタンスが真逆だなと思った

こういうタイプの男性がピンチになった時に

めっちゃ感情的になってボロボロになってるの、ぐっとくる……

 

 

フェノール

議員、上っ面だけの言葉を操る、利己的、権利主義、現実主義

最初に出てきて喋り始めた時「アク強い奴出てきたな~笑」って思ってた

2部ではずーーーっと否定的悲観的で、一番本性が表れてたんじゃないかなと思う

仮面をかぶるという意味ではオキソと似てるかもね

言葉のインパクトはあるんだけど、なんか薄っぺらく聞こえちゃって、あんまり覚えてないなぁ笑

「オキソに嵌められた!」って言う前の演説、選挙に出た時に言いたかったやつかなと思った

メサイアを作ったオキソを悪魔だと言ったり、ローレンシウムを糾弾したり、ベンゼンとは違った騒ぎ方してるなと思った

本当にセリフをいまいち覚えてないのでDVDみないと……

 

 

クロリド

警察、職務全う、真面目

宝塚の男役みたいでめちゃくちゃ麗しかった......

メサイア軍事利用とか戦争関連にクロリドさんが結構積極的だったのは意外だったな

彼女も昔は正義感の塊で、でも世の中を見ていくうちに擦れていったのかな......と想像していました

病院で処方される薬の話、ちょっと唐突かなと思ったけど、彼女の背景に何かあるんだろうなと思いますよね

 

 

コバルト

軍人

個人的に一番よく分からない人

最初から思いつめた顔してるし、笑わないし、場の空気と違うことしてたから印象に残ってるのかな

最初に集まった時、なにかブツブツ言ってた気がするんだけど聞こえなかったなぁ

声に出してなかったのかなぁ

口は動いてるなと思ってた

台詞にちょくちょく引っかかってる……

サマエルのメンバーだと思ってるんですか?とか、なんか色々......

他の人にはなにかキーワードがくっついてくるんだけど、彼にはそれが見えない……

 

(完全に素人考えですけど、キービジュカラーのブルーと結びつきやすいから、何かあるんじゃないかと勘ぐってしまう......)

 

 

ガンマ

監督、作品への執着、たどたどしい喋り

初見ではこの人変わってるな、と第一印象で思ったけど

監督としての作品へのこだわりとか

腰の低いところ(でもちょっと頑固そうなところ)とか

台詞を聞くほど、その姿を見るほどに「創作に対して素直」なのかなと思った

監督としての責任の話、好きだったな

子どものまま大人になりつつも

周りから守られてきた人なんだろうなと思った

 

 

ウラン

女優、感情への理解を示そうとする、純粋さ

女優としての"器"はあるけど、本人としての中身はない

だからこそ役になることができるのだろうし、そこから離れた時の空虚さも際立つ

なんで、としきりに問いかける姿は小さい子どものようだった

ガンマ監督とは仕事っていうよりおともだち感が強いんだよなぁ......

迷子の子どもが不安がって身を寄せ合うような、不安定な雰囲気も感じました

 

 

クロム

社長夫人、妻として支える、叱咤激励もする

ユグドラシル社を影で支えてるの、めっちゃ分かるわ......

そういう意味ではローレンシウム頼りないもんな......

どうやってローレンシウムと出会って深い仲になったのか気になる

朗らかな顔をしてた時が短かったからか、ずっと悲しそうに不安そうにしてたのが印象に残ってる

会社の窓口的な位置にもいただろうし、真っ先に非難の言葉を浴びたのはクロムなのかなと思います

 

 

ローレンシウム

研究者兼社長、素直さ

ポケットに手を突っ込んでるのは不安の表れ

序盤の経済・経営的商談の時も、セシウムに電話してた時も、手は所在なさげにうろちょろしてた

wikiで「研究用以外に用途がない」と書かれてて息を飲んでしまった

ローレンシウム......

オキソが感情表現できない代わりに全部表してるかのようだった

(オキソも別にできないわけじゃないけど控えめなので……)

 

オキソとのアドリブ毎回楽しみにしてました

千秋楽のボレロはめっちゃ笑った!

オキソも整えるの大変そうだったwww

あとスライディングローレンシウム面白かったwww

 

 

 

名前調べていったらどんどん繋がってきて怖すぎる......

結構みなさん毒性があるとか劇物指定とか出てきて、まさかサマエル......と思ってゾッとした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【オキソについて】

オキソが登場するといつも鳥肌が立つ

あぁ始まったなと思う

ほへーーって笑い方可愛すぎか???? 3,4才の子どもかな???

回を追うごとにどんどん子どもというか幼子になっていくオキソにギュンギュンしてた

 

 

 

 

 

毒性について、悪魔の証明

前回これで結論づけた!と思ったんですけど、感想変わってしまった......

結論:やっぱりよく分からない

組織にサマエルって付けたなら毒性は感じてたかもしれないけど、それならあんなに純粋な喜び方するの?

この世の幸せや喜びはすべて自分の手中にあるかのような顔して、

これからのこと言ってる時も落ち着かなくちゃって思いながらめちゃくちゃ嬉しそうじゃん......

でもサマエルってつけたのなんで......?と堂々巡りになってる

 

 

毒の可能性は常に0.1%くらい考えてたと思うんだけど、食品に利用する、サマエル使って選挙の後援をする、

さらに軍事利用まで提案される、ってどんどんどんどん規模が大きくなっていって、

その可能性が0.05、0.01ってどんどん小さくなっていったんじゃないだろうか

オキソだって心のどこかでは浮かれるでしょ

自分が生み出した成分が中心になってこんなにも世界が回っていくんだもの

誇らしかったと思う

 

 

やっぱりセシウムの報告書見て、少なからずショックを受けてたとは思う

ただ、製造中止を引き止めて改ざんを提案するまでの流れ

千秋楽は恐ろしいくらい落ち着こうとしてて声が冷たくて

それでもオキソが考えてるのはローレンシウムメサイアのことだった

 

 

 

 

 

 

彼にとっての正義とは

ユグドラシルを大きくするために尽力すること

そのためにメサイアを使うこと

まるでローレンシウムの幸せのために動いてたようじゃないか

 

 

プロパガンダ、政治的宣伝は成功した

「こんな革命を成し遂げたやつはいない!」

あのセリフの時きっと、ローレンシウムに肯定してほしかったんだとおもう

俺もそう思うよって、お前のしてたことは正しかったんだよって

ローレンシウムにだけは言ってほしかった

 

 

ローレンシウムなら

外に出てからまたメサイアを活用して

世界を救ってくれると思ってたのかもしれない

でもローレンシウムはそうじゃなかった

今までしたことは、どれだけの正論じみた理屈を並べ立てたところで、悪でしかないんだから

そう言われた時に「あ、決裂した」と思った

そこで「だから好き」っていうの罪深くない?

俺はお前を見捨てないって言われた、それへの答えじゃん

結局見捨てられたと思った、それでも、昔から変わらないから

(何となく、どこかでローレンシウムはこういうとも感じてたのではないか)、

やっぱり好きだなぁ、って、つらすぎる……

「見捨てないって言っただろ!!!」って感情を爆発させてもよかったんだよ......???

でもそれができないのがオキソなんだよな……

 

 

 

彼にとってメサイアは、たとえそれが毒であっても、いつまでも救世主だった

でもローレンシウムは、クロムは、メサイアを抹消するといった

時間と金をかけて、莫大な資産をなげうって

命を賭して作ったものを、なきものにすると言われた

世界にとって革命を成し遂げた救世主は、もうそれは、もう今は、オキソ以外の世界にとってはただの毒にしかならなかった

 

 

メサイアは 孤独から僕を救ってくれた 救世主だった」

 

 

例え毒だったとしても、メサイアは救世主であり続けると、オキソは信じていた?

毒だということが後に判明したとしても(その可能性は限りなくゼロに近いと思いたいけど)、自分の頭を使って考えて人々を動かすことができれば、メサイアはずっと救世主であり続けると信じてたのではないか?

 

というよりは

彼にとってメサイアはいつまでも永遠に救世主でなくてはならなかった

盲目的だった

メサイアを守るために、動いていたのかもしれない

 

 

 

 

 

 

幸福と選択

オキソさんにとっての幸福ってなんですか?

選択の自由を広げることが幸福の最大化につながる、みたいなこと言ってたけど

難しく遠回しに言ってただけで、本人にとっての幸福を語ってるという感じはしなかった

やっぱり直接的に言わないから分からない

カルボンに聞かれたからちょっとはぐらかした、ってことは……ないよね?

この曖昧な言い方が結構気になってしまった

オキソ、本音話してる? さらけ出してる?

 

 

幸福とは、自由意志での選択だと言った

そして選択には責任が伴う

それはすべて自己責任だ

 

 

 

自分が決めたのだ、と最初に言ったのはトリアゾールだった

コバルトも自由意志での選択をしたと言った

セシウムは自己責任だと言った

 

アルキンとベンゼンはオキソが悪魔だと言った

フェノールはオキソとローレンシウムを糾弾した

カルボンは広めた自分にも責任はあると言った

クロムはトリアゾールとアルキンを誘ったのは私だと言った

ウランとガンマは悪魔に対して何も言わなかった

ローレンシウムは頑なにオキソを守り抜こうとしていた

 

それぞれの立ち場にみんな納得がいくし、全部が苦しかった

 

みんなが別ベクトルでメサイアに盲目的だった

メサイアはただただ良薬であると、信じて疑わなかった

 

 

 

 

 

 

人物像

なんで酷いやつって思えないんだろう

推しさんだからフィルターかかってるんですかね

見れば見るほど人間味があるように見えてきたからかなぁ

 

 

 

みんな、オキソに足りないものを究めてるよなぁと思う

 

利己的に表面だけの言葉を操り人を集める→フェノール

資産に固執して独り占めするために必死にもがく→ベンゼン

独り占めしないこと=他人の幸せが自分の幸せ? →カルボン

仲間を思いやり人の上に立つ→アルキン

研究や調査のみを続ける→セシウム

素直さ、謙虚さ、嫌なことを嫌という、感情を露わにする、泣く、狼狽える、とにかく常に人間的であること→ローレンシウム

知識の探求、活用しようとする姿勢、常に作品のことを考える、仲間も思いやる→トリアゾール

支える、叱咤激励する→クロム

子どもっぽい大人、こわいほどの純粋さ→ウラン

自分の作品に対する執着、自分の思いへの正直さ、思いを言葉にすること→ガンマ

使命へのひたむきさ→クロリド

(コバルトがやっぱり分からない)

 

でもその中途半端さが、人間らしさだったりすると思う

あまりにも究めすぎると、仙人みたいになっちゃうからね

"キャラ立ち"するように固められたのが他の登場人物だとしたら、

みんなの要素を少しずつ持ち合わせてるオキソはまぁ浮いちゃうよね、リアルだから

 

 

 

オキソめっちゃ人間じゃん

虚勢張りたくて見栄張りたくて、場を掌握したい

影のリーダーとしてそういたい理想像を演じてる

けど、ローレンシウムを唯一の仲間として捉えている

メサイアには"我が子のように"盲目的だ

他人には理性的理知的な面を見せたいけど

中身が、滲み出る言葉が表情が、もうそのまま人間だった

表立って感情を顕にしないから分かりづらいだけで

なんだか自ら悪役に徹しているようにも感じる

 

 

オキソはオキソなりの愛を持ってローレンシウムに接してるんだけど

その正義が正反対だから全く伝わってなくて......

言葉足らずだね、不器用だね

言わなくても分かると思う?そんなことないよ

結構自分勝手で傲慢だよね、知ってる

それも含めてオキソだよ

利己的だよね、フェノールが言ってたみたいに

刑務所で、ちょっとずつ仮面が剥がれて、人間らしさがぼろぼろ出てきたの、大好きです

 

 

 

 

 

 

 

 

《以下雑多に》

 

 

見終わって

さみしい 人恋しい

と思った

手がふわふわしてしまって、なんかこう......誰かに抱きしめてほしいなと思った……

 

 

 

泣いたら見えないので泣くな!を信条にしてるので頑張って我慢しました

何回も目がうるんじゃって結構本当にやばかった……

結果、鼻に来たんですけど......

劇場出てからちょっと間はすんすん言ってた

 

 

 

舞台の千秋楽を見に行ったのは初めてで、カーテンコールが何回もあるのも新鮮だったし

スタオベできたのも嬉しかったな

いろんな人と何回も目があった気がする(きのせい)

あの時の感情にも名前はつけられないなぁ……

嬉しいとか感動とかいろいろ混ざってた

 

 

 

バックの音楽もとても印象的だったし

リードの人はなんでも吹けてすごいなと思った

ダンスも素敵すぎて、全く踊れないけど踊ってみたいと思うくらいだった

 

 

 

最後、革命で終わるのもやばいよね

歌詞にピエロとかサーカスとか入ってるのも罪深いなと思う

道化ですよ、サーカスって夢見てる世界みたいな感じするし

現実と虚構がいいバランスで織り交ざってるような雰囲気がとても好きです

歌詞のある曲だけじゃなくて転換の時の曲が全部いい......大好き

サントラとして全部音源が欲しいなと思いました

 

 

 

 

 

 

 

サマエルの世界、本当に素晴らしかったです

DVDになるのとても嬉しい!心待ちにしてます