星の数ほど

星の数ほど

語彙力がないオタクの備忘録

○○○○○○○○殺人事件

 

 

 

 

※とてもとてもこき下ろしていますので、ご注意を。

※ネタバレにも注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーもな!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

読後の心の叫び、第一声がこれだった。

あまりにも煽りが強い冒頭の挑戦状。くっそむかつくな!!!と内心イライラしながら、これはどれだけハイクオリティなミステリーなんだろうと、ハードルを跳ねに跳ねあげて読んでみたらこれだよ。

まぁ、確かに驚いた。しかもそこまで読んでもタイトルは分からなかった。最後に書いてあるのを読んでやっと理解して、あまりの馬鹿馬鹿しさに本を投げたくらいだ。こんなに読み終わってすぐに「売ろう」と決意した本はあっただろうか。

 

 

 

タイトル当てが初めてということもあって、かなりワクワクしていたし、どんなことわざが当てはまるのかも考えて読んでいたくらいだった。【捕らぬ狸の皮算用殺人事件】が私の予想だった。これはなかなかいいセンいったのでは? と一人で高揚していた私が馬鹿だった。実際はもっと直球でダジャレみたいにくだらなかった。(変態仮面じゃねぇか!!!と思った人、いないのかな。いやまだ変態仮面の方がいくらかマシ................なのかな................)

 

 

 

とにかく私はこういうタイプの本は受け付けない性質だ。犯人となる証拠も、不可解な行動の動機も、そういうところが手がかりになってしまうとどうも無理。受け付けられない。

そもそも「南国モード」になった語り手のことも薄ら寒いと思っていたし、その面を最初から出せよ、そうすればこんなの買わなかったのに、と思ったくらいだった。もうあの時点で見切りをつけていたとも言える。

あんなに大見得を切ってたくせに事の運びは全て中途半端だし、なにより語り手の偏った思考も気に入らなかった。一貫性がないというか。ちょっと他人のこと疑ったと思ったら、何も気にせずに言うことを信じていたりする。語り手ではない人物が探偵役というのは意外性があって面白かったし、神の視点が実際にデジカメの映像として残されていたのも流れとしてよかったと思う。でもやっぱり嫌いなタイプの小説だった。文体も軽すぎて、目がすべらないようにするのに必死だった。独り言を書くのが好きな人がそのまま小説を書きました、みたいな文体だなと思った。語り手のキャラ的にこういう文体にしたのかどうかは判断ができない。しようとも思わない。

 

 

 

 

下品で、馬鹿馬鹿しくて、本当にくだらない。とにかくストーリーを記憶から抹消したい。この本と出会わない人生を送りたかった。書店でポップを見て、買うかどうか迷っている過去の自分に「やめておけ、絶対に後悔する」と忠告したくなる。こんなに本棚に挿したくなくなるような小説は初めてだった。

この感想も、いっそ書かないでおこうかと思ったけど、読書感想文を書くというのは自分の中でルールとして決めていることなので、不本意ながらも残しておこうと思う。かなりの酷評になったけど、これもまた素直な感想。

このタイプの小説をバカミスというらしい。なるほど知りたくない世界だった。

 

 

 

 

2018/10/5.